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木曽に生きる人々にお話を伺いました
木曽に暮らし、山を守り、山に生きる人々を訪ね、現在の暮らしの様子や祖先より引き継がれた仕事についてなど、ざっくばらんにお話を伺ってきました。
#1
夕暮れを待ちながら・・・
妻籠を愛する会理事長 小林俊彦さん
“古きを掘りおこし、整備し、守る”を主眼にした宿場整備を唱え続けた公益財団法人「妻籠を愛する会」理事長の小林さん。けしてぶれることのない信念はやがて実を結び、日本で最初の「生きた宿場」に観光客が溢れることになっていく。
#2
すんき名人は地域のげんき名人!
野口広子さん
木曽の冬の味覚の風物詩「すんき漬け」の作り方講座の講師を務めるすんき名人、野口広子さん。「何が美味しかったとか、どんな物を作って食べた、とか。それを今の若い仲間たちにも伝えていきたい。」
#3
訪れる人目線のガイドを心掛けています。
木曽路案内人 西村勲さん
西村さんは30年以上勤めた営林署の仕事で、ヒノキやサワラといった木曽の銘木が茂る森林に分け入り、樹木・草花・河川等についての見識を蓄積してきた。それが今、木曽を旅する人への案内に活かされている。
#4
一期一会
漆職人 伊藤 猛さん
1998年長野オリンピックのメダルを手掛けた漆職人伊藤さん。「思えばたくさんの人と出会って、その中から僕の仕事は生まれてきたと思うんだよね」今まで世の中になかったモノを作りたい、漆の新たな可能性を探りたいという伊藤さんの創作活動は続いている。
#5
自然と、人と、繋がり続けて…
郷土史家 澤頭 修自さん
澤頭修自さんの生まれ故郷は木祖村。十年の歳月をかけた村史編纂のかじを取り、また、木曽地域全体にも愛着と探求の目を向けてきた人だ。その素地は、各地に赴任した教師生活の中で培われてきたという。
#6
「山」と「文化財」の間で、伝統の技を守り続ける。
へぎ板 栗山木工有限会社 栗山弘忠さん
「この山のすそ野、一般社会と接するか接しないかのここが僕らの立ち位置です。重要文化財の屋根材を供給する仕事をさせてもらうのはもちろん光栄だけど、伝えたいのは、昔は一般家屋も板葺屋根で、「へぎ」職人も地域にたくさんいたということ。「へぎ」は郷土の伝統技術なのだということを、地元の子ども達に伝えていかないとね。」
#7
「世界遺産の資質が木曽には間違いなくあると思う」
木材業 池田木材株式会社 池田聡寿さん
2015年公開映画『うみやまあひだ』で映画監督でタレントの北野武氏や、新国立競技場のデザインも手掛けた建築家の隈研吾氏らと共に語り手の一人として映画に参加したのが、木曽郡上松で木材業を営む池田聡寿さんだった。
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