清滝:江戸時代、水行だけの軽精進でも御嶽登拝ができるようになり、庶民の信仰も集め、木曽谷を訪れる人を増加させた。
新滝:清滝と同じく、御嶽山修験者が修行する場所で、木曽谷を訪れる人を増加させた。滝裏に小さな岩祠があり、滝を裏側から見ることができるので裏見滝とも呼ばれる。
御嶽教の信者が身を清める場所として有名で、今でも修行のためこの滝に打たれる信者を目にすることが多い。
江戸時代ごろから、精進潔斎(しょうじんけっさい)とよばれ、修行をしたといわれている。
新滝には不動明王、八大龍王が祀られていて、御嶽教の信者が修行をする場所として有名です。裏側へまわり滝をみることができるので裏見滝とも呼ばれています。森の中で静かに流れ神秘的な雰囲気が漂います。
西村勲さん
木曽御嶽山観光案内人の西村勲さんにお話しを伺いました。
清滝、新滝は噴火したした岩が板状に割れる板状節理(ばんじょうせつり)という珍しい形をしており皆に驚かれるよ。どうしてこの岩の形になったの?ってね。滝と岩と森林の融合した風景はとにかく見た目ですごいと話して頂きました。
木曽路の案内人や青少年長期自然体験活動指導者としても活躍しているそうで西村さん自身で作成した数々の資料を拝見させて頂きました。
ところで滝、見にいってみようか?
西村さんと絶景を見に行く事にしました。
自作の数々の資料を見せていただきました
清滝入口
遥拝所がありました
雪の積もった山道をひたすら進みます
急な山道が続きます
噴火したした岩が板状に割れる板状節理(ばんじょうせつり)
噴火したした岩が板状に割れる板状節理(ばんじょうせつり)
ようやく滝が見えました。凍っています。
新滝はみごとな氷柱ができていました
新滝にたどり着きました。見た目のインパクトに絶句、さらにここでは滝修行ができるとの事で、この高さからの水を受けるとどうなるのでしょうか、まさに修行スポットと感じました。
夏の修行風景の写真を見せて頂きました。
夏の新滝
凍った滝の裏側
この日は雪が多く、新滝までいけませんでしたので写真を見せて頂きました。
新滝は滝を裏から見る事ができるのが特徴で、冬場は凍った滝を裏から見ることができるという幻想的な風景に変わります。
ガイド道を極めた、木曽全体を思うガイドさんと幻想的な絶景を見る事ができました。
紅葉の見頃は10月中旬~11月上旬です。12月下旬になると結氷が始まり、1月~2月には青白い氷柱を見ることができます。
車、タクシー、バス 約50分
約70分
長野県木曽郡王滝村
長野県木曽郡王滝村
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