全国に知られる木曽踊りは、木曽義仲の供養のために行われるが、木曽節は「おんたけ節」に筏師の労働歌「なかのりさん節」などを取り入れたもの。
木曽踊りは木曽義仲公の戦勝を記念した霊祭のときに踊られた武者踊りが始まりと言われており、興禅寺境内には「木曽踊発祥之地の碑」があります。現在でも木曽の人々に多く親しまれ、お祭りの終わりにみんなで輪になって踊るのが恒例になっています。
毎年8月には木曽福島で木曽踊りのイベントが行われますので、是非お気軽にご参加ください。
木曽踊り保存会の会長 森下さん、相談役 村井さんにお話をお伺いしました。
その昔木曽氏12代信道が風流陣の踊りを行ったのが始まりと言われています。
風流踊として踊られたと1434年中世の表現歌謡に載っているんですと話して頂きました。
昭和38年に今の保存会ができてこの伝統を残し伝えて行こうと皆で踊っています。私は踊りの指導もしているんですよ。
木曽地域では知らない人の方が少ないでしょうね(笑)。
観光でいらした方や、外国の方も一緒に踊る事があって、他の地域の方にも知ってもらおうと活動しています。だから踊りを教えるのがとても嬉しいんです。
保存会で毎月1回練習しててね、旅館に呼ばれ踊りを披露することもあるよ。小中学校の運動会でも披露します(笑)。
有名なお祭りも少なくなっているが、この踊りはずっと残ると思っています。町民の方にもっと大切さを感じてもらい町内、町外の人と一緒に踊ってこの伝統を守り、多々の交流を行っていきたいと思っています。
保存会の伝統ある貴重な資料も見せて頂きました。
保存会の伝統ある貴重な資料も見せて頂きました。
木曽踊りの発祥となる記念碑もあるので見て行ってくださいね。
記念碑ですか?それは知りませんでした。
木曽節の歌碑
木曽節の由来
2030年 木曽踊り100周年。「これに向けて色々考えるから楽しみにしてね」と伝統を継承しようと活動している皆様からお話しを聞く事ができました。
毎年8月には木曽福島で木曽踊りのイベントが行われますので、是非お気軽にご参加ください。
徒歩 約5分
伊那インターから約40分
長野県木曽郡木曽町
すべての文化財を見る |
| ||||
|