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35なぎそろくろ工芸

ろくろ

ストーリー

厚い板や丸太をろくろで回転させながらカンナで挽いて形を削り出す伝統技術。「木地師の里」で実演を見ることができる。

概要

なぎそろくろ工芸は、長野県木曽郡南木曽町周辺で作られている木工品です。18世紀前半に誕生した伝統工芸品で、ろくろ工芸という技によって製作されています。
特徴は、生み出される木目を、自然の美しさをそのまま引き出している点です。お盆、茶櫃などが主に作られます。木曽の豊かな森林から採れる名木がろくろ工芸が親しまれる根源になっています。

観光ポイント

木を知りつくした木地師によって、ろくろを回して木を削っていく技術が見学できます。

  

現地レポート

南木曽ろくろ工芸協同組合野原

南木曽ろくろ工芸協同組合理事長 野原さん

1000年以上の歴史と伝統を現在に受け継ぐ、なぎそろくろ工芸。
有限会社野原工芸、代表取締役野原廣平さんにお話しをお聞きしました。

ろくろ工芸は、昔は場所を移動しながら、遊牧民のように商売していたといわれています。
約140年前に南木曽の漆畑にたどりついたころは30軒くらいの集落になったそうです。
明治頃かなぁ、当時は水車でろくろを動かしていました。昭和30年ごろまで水車だったんですよ。その頃私は10歳くらいだったかな。お盆、茶櫃を作っていた記憶があるんです。

南木曽のろくろ工芸は木目の美しさを生かすことが自慢なんです。
木を見極める事が大切なんですが元木を見るだけで見極めるんです、凄い技術ですよ。

木目の美しさを生かすことが自慢

南木曽のろくろ工芸は木目の美しさを生かすこと

木目の美しさを生かすことが自慢

南木曽のろくろ工芸は木目の美しさを生かすこと

 

毎日使うものですからね、使っているうちに良さ、風合いが出てきます。

ろくろ木地師の里

ふつうは木目が縦になっているでしょ。これを板目っていうんですが作るものによって、板目が縦だったり、横だったりするのも是非見てもらいたいおもしろいところです。

 

ろくろ木地師の里ということで、ろくろと観光を融合して考えていきたいと思っているんです。
ろくろでスピーカーやボールペンも時代の変化で作ることもあるんだよ。めずらしいでしょ。こいうった事もアピールして観光にもつなげたいんです。

商品、商売も必要だが、この里をみんなに見てもらうことを考え続けたいと思っているよと優しい口調で語っていただきました。

この里をみんなに見てもらうことを考え続けたい
  

見どころ

木を知りつくした木地師によって、ろくろを回して木を削っていく技術が見学できます。


 

アクセス

最寄駅・インターから

JR中央本線南木曽駅から

バス 約30分

中津川インターから

車 約50分

住所

南木曽ろくろ工芸協同組合

〒399-5302 長野県 木曽郡南木曽町 吾妻4689
TEL:0264-58-2434

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