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一石栃立場茶屋

茶屋の主人

ストーリー

中山道沿いにある一石栃(いちこくとち)は、古くから旅人が疲れをいやす休憩地として栄えたところ。現存する建物で無料休憩所として旅する人を温かくもてなす。

概要

最初下り谷に設置された妻籠宿の白木改(しらきあらため)(木材・木工品などの出荷取締り)番所は、後に馬籠峠に近いここ一石栃(いちこくとち)に移され、明治2年まで、木曽五木(ひのき・さわら・あすなろ・こうやまき・ねずこ)をはじめとする伐採禁止木の出荷統制を行ってきました。
また、ここには立場(たてば)茶屋(宿と宿の中間にある休息所)の遺構が現存しています。

観光ポイント

妻籠宿と馬籠宿の間にある一石栃立場茶屋の前には八重のシダレザクラがあり、見ごろは例年5月のGW前後になります。

  

現地レポート

管理人の松原明彦さん

管理人の松原明彦さん

一石栃白木改番所跡の横にある立場茶屋は江戸中期の建物だそうです。
管理人の松原明彦さんにお話しをお聞きしました。

ここは、馬籠~妻籠まで歩く途中にある茶屋です。無料の休憩所として残してきたんです。250年位前の農家の建物なんですよ。

お話しを聞いている時にお客様がいらっしゃいました。外国の方です。

「Welcome!」と松原さん、外国の方と英語で楽しそうに会話を始めました。

日本の歴史ある風景を背に外国の方と会話する松原さんを見て不思議な気持ちになりました。

ここは中山道として必ず通る場所、旅人が休憩していく場所です。皆さんに立ち寄ってもらいですね。

Welcomeと松原さん、外国の方と英語で楽しそうに会話を始めました。

Welcomeと松原さん、外国の方と英語で楽しそうに会話を始めました。

いろり

囲炉裏

囲炉裏の煙に薄日がさしてとても良い雰囲気です

囲炉裏を見に来る方も以前から多かったですが、今は歩く人、写真を撮る方が多いです。

建物内部には囲炉裏、千本格子から光が差し込み、昔ながらのダルマストーブがある。当時の生活の様子を垣間見ることができます。
建物内を見ている間にも、どんどんお客様がいらっしゃいました。

とても心地よい気持ちを感じることができました。松原さんありがとうございました。

  

見どころ

妻籠宿と馬籠宿の間にある一石栃立場茶屋の前には八重のシダレザクラがあり、見ごろは例年5月のGW前後になります。


 

アクセス

最寄駅・インターから

JR南木曽駅から

タクシー 約10分

中央自動車道中津川インターから

中津川インターから約30分

住所

一石栃立場茶屋

長野県木曽郡 南木曽町吾妻下り谷1612−2
TEL:0264-57-3098

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