ストーリー
中山道は、慶長7年(1602)に徳川家康により五街道の一つとして、江戸から京都までの重要な街道として整備された。馬籠峠から根の上峠までの総延長19.6kmのうち、中山道の旧態が良く残っている8.5km が史跡。
概要
美濃国落合宿から馬籠宿に至る約4.5 kmの中山道には、石畳の道や一里塚が現存し、道幅や沿線の遺構がよく残されている。また、峠集落は妻籠宿と馬籠宿の間の宿として発展し、藤村の夜明け前にも登場する「牛方」の家屋等の建造物群をはじめとして宿場景観地区と在郷景観地区約25haが保存されている。
観光ポイント
馬籠宿~妻籠宿間は約8キロメートルありゆっくり歩いても約3時間程の所要時間となります。途中、完全に残っている旧中山道、宮本武蔵が修行したといわれる男滝・女滝、番所跡の一石栃など見どころたくさんです。
現地レポート
妻籠宿案内人の原修己さん
江戸時代の五街道のひとつ、中山道について妻籠宿案内人の原修己さんにお話しをお聞きしました。
私は退職後、中山道の案内人をするようになりました。
中山道をいろいろ見てきて、11宿全てが素晴らしい、これに魅了されて中山道の案内人をするようになったんですと話して頂きました。
私は案内人として観光案内所から歩いて30分~60分ほどかけて妻籠から馬籠の間を案内しています。もう40回以上、全部で1500人くらいを案内してきたんですよ。
中山道のすばらしさについて教えて頂けますか?
何といっても景色がすばらしいところですね。
道は昔のままを維持するため舗装されていないですから昔の景色が楽しめます。
私が好きなのは秋ですね。秋は素晴らしい、紅葉をもっと多くの方と一緒に眺めて楽しみたいです。
紅葉シーズンにここを歩くのが楽しみです。
あまり知られていないことなどありますか?
馬頭観音が隠れているところがあるんですよ。案内人に聞けば場所を教えてもらえます。
街道ばたの草、木、花について良く聞かれるのですが私は全部答えられるのです(笑)調べることもありますがね。
より多くの方に中山道を歩いて頂こうと荷物の預かりサービス(1回500円)もありますので安心して来て頂きたいと思っています。
今後についての何かお考えはありますか?
色々考えていますよ!
食べるもの、たとえば五平餅やそば、以外でも何か名物があればと思っています。
民宿も少なくなってきている、後継者問題を解決し、外国の方も泊まれる民宿を充実させていきたいと考えています。
中山道を心より思う案内人さんのお話しをお聞きできました。
見どころ
馬籠宿~妻籠宿間は約8キロメートルありゆっくり歩いても約3時間程の所要時間となります。途中、完全に残っている旧中山道、宮本武蔵が修行したといわれる男滝・女滝、番所跡の一石栃など見どころたくさんです。
アクセス
最寄駅・インターから
JR南木曽駅から
タクシーで約10分
中央自動車道中津川インターから
中津川インターから約30分
住所
妻籠観光協会 観光案内所
長野県木曽郡南木曽町吾妻2159-2
TEL:0264-57-3123