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24寝覚の床

寝覚めの床

ストーリー

木曽八景のひとつ。木曽路を通る旅人が訪れ、数々の歌を詠んだ。松尾芭蕉も訪れ「ひる顔に ひる寝せふもの床の山」の句碑がある。奇岩の渓谷美の景観と浦島太郎伝説で知られる。

概要

上松町周辺は、花崗岩地帯。その地形を木曽川の流れが削り、姿を現したのが寝覚の床です。花崗岩特有の割れ方が、大きな箱を並べたような不思議な造形をもたらしました。また明治以降は水力発電や用水の引水で木曽川の水面が低下し、岩の巨大さがより引き立っています。

1923年に国の名勝に指定され、現在は県立公園特別地域です。

観光ポイント

白い岩肌とエメラルドグリーンの流れに魅了されます。川面に映える秋の色彩は息をのむほど見事です。悠久の時を刻んだ奇岩の上から、静かにゆっくりとお楽しみください。
併設の美術公園内は遊歩道を散策していただくこともできます。

  

現地レポート

臨川寺住職 見浦 洞宗さん

臨川寺住職 見浦 洞宗さん

臨川寺住職 見浦 洞宗さんにお話しを伺いました。

実際は不明なところもあるのですが和歌の中に「ねざめのとこ」という言葉があり、浦島太郎が目覚めた場所、竜宮城に行った夢が覚めた場所という記載もあった。それで寝覚めの床という名前がついたと言われていますと話して頂きました。

江戸時代はじめに沢庵和尚が旅した時の日記があり、その日記の中に浦島太郎が釣りをするのに腰かけた岩がここであるという一文が見つかったんです。腰かけて釣りをした「こしかけ岩」は今もあるので、浦島太郎がここで目覚めたという伝説が定着したのだと思います。

浦島太郎伝説は本当だと思いますか?

本当だと思いますよ。私の先祖が浦島太郎を見たんですから。浦島太郎を見た、だから私の名前は見浦なんですね(笑)。

なるほど!見浦さん自身が伝説の証人なのですね。

その他にもお寺の敷地内に浦島堂がありその下の岩に、仏様、磨崖仏(まがいぶつ)が彫りこんであります。 立体でなく岩に彫りこんでいるのは珍しいのでぜひお参りしてほしいですね。ここで玉手箱を開けておじいさんになったらしいですよ。
万宝新書(ばんぽうしんしょ)という江戸時代の冊子には空を飛んできたと書かれています。 飛行自在の術を使って飛んできたと書かれているのです。伝説は間違いないですね。
ちょっと待って下さいね。

寝覚めの床の資料

寝覚めの床の資料

寝覚めの床の資料

寝覚めの床の資料

寝覚めの床の昔の資料

寝覚めの床の資料

寝覚めの床の昔の資料

寝覚めの床の資料

昔、焼けてしまった事もあってね、今は資料も少なくなっていますがこのように残っているんですよ。昔はこれをお土産として売って生活をしてた時もあるんです。

貴重な資料を見せて頂きました。
寝覚めの床について教えて頂けますか?

神秘的な岩と、エメラルドグリーンの水、岩の上は空気が違い、夏でも涼しいし気分が落ち着いてくると皆さんに言われますね。岩がめずらしい形をしていて、ここのエリアのみの特徴です。

その日は遠くからの撮影しかできなかったので写真をお借りました。

遠くから寝覚めの床を撮りました

遠くから寝覚めの床を撮りました

寝覚めの床

ここで浦島太郎が目覚めました。

一番近くで景観を守りながら伝説を継承する臨川寺住職の見浦さんのお話しをお聞きできました。

  

見どころ

白い岩肌とエメラルドグリーンの流れに魅了されます。川面に映える秋の色彩は息をのむほど見事です。悠久の時を刻んだ奇岩の上から、静かにゆっくりとお楽しみください。
併設の美術公園内は遊歩道を散策していただくこともできます。


 

アクセス

最寄駅・インターから

JR上松駅から

バス 約5分

中央自動車道伊那インターから

伊那インターから約50分

住所

長野県木曽郡上松町

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