日本遺産木曽路 English Site
日本遺産木曽路構成文化財一覧木曽を語るお知らせ

23王滝森林鉄道26赤沢自然休養林

赤沢自然休養林

ストーリー

王滝森林鉄道:木曽森林鉄道の中核をなした森林鉄道で、今も観光用に樹齢300 年の天然林が茂る森林浴発祥の赤沢自然休養林の中を走り抜けている。なお、森林鉄道は木曽谷一帯に建設された。

赤沢自然休養林:古来から檜などの良質な木材を産出し、伊勢神宮の式年遷宮の際にはここから選定された御神木が用いられる。森林が保護された森林浴発祥の地。

概要

赤沢自然休養林は、日本三大美林の一つ。
樹齢300年以上の天然木曽檜が林立していますが、原生林ではありません。
1600年代の半ばに、当時の尾張藩が厳しい森林保護政策をもって護り始めたのが、この森の始まりです。
赤沢森林鉄道は赤沢自然休養林の開園中の春から秋まで、園内で運行されています。
もとは博物館の施設なので、運行距離は長くありません。しかし澄んだ水と空気、雄大な美林を縫って走る姿はまさに「森林鉄道」。国内外から多くの皆様に親しまれています。

観光ポイント

大正5年(1916)の王滝森林鉄道の建設から100年。昭和50年(1975)の王滝森林鉄道が廃線からも40年が過ぎました。森林鉄道は木曽谷の歴史遺産であり、特に王滝村は森林鉄道の聖地と言われています。
当時の森林鉄道は木造運搬だけでなく住民の足となり、「りんてつ」と人々に親しまれ山間の人々の生活になくてはならない存在として親しまれていました。木曽郡内には森林鉄道の遺構が今でも所々に見られます。

  

現地レポート

千村隆哉さん

千村隆哉さん

 

長野県自然観察インストラクター
NPO森林セラピーソサエティ 森林セラピーガイド
NPO木曽ひのきの森 赤沢森林ガイド
千村隆哉さんにお話しを伺いました。

昔は木材を川の力だけで運搬していたが大正5年に森林鉄道が開通し、林業が発展してきたのだと話して頂きました。

日本で最後まで森林鉄道として動いていたが、昭和41年に廃線となり、その後トラックでの運送になったのだと教えて頂きました。

今はもう森林鉄道に乗れないのですか?

今は観光用として動いていますよ。
ディーゼルエンジンでね、乗っているときはすごい音がするよ、そこが良い所なんだけどね。
当時走っていたアメリカ製ボールウィンという車両も展示してあります。世界中でもうここにしかないんじゃないかな。

珍しい車両なんですね。

珍しいといえば床屋さん専用の理髪車という車両があります。山で作業していると何カ月も山の中だからこんな車両があったんでしょう。
当時は木材の運搬がメインだったが、一般の足にもなった、歴史ある鉄道。是非見に来て下さい。

森林鉄道

森林鉄道

当時の森林鉄道

当時の森林鉄道

実際に走っている写真を見せて頂きました。

赤沢自然休養林森についても教えて頂けますか?

まずは写真を見て下さい。

赤沢自然休養林

赤沢自然休養林

赤沢美林は日本三大美林であり、現状天然林の中で天然生林といわれている。 人工林でないところがすごいことなんですよ。
最近は森林セラピーというのがあり、観光の方もよく希望されます。少し歩いて、少し休んで、大木の下で寝転んで、というようにします。 時間をかけて、疲れないようにするのがポイント。 これをガイドが考えながら、教えながら歩くんですよ。

森林セラピーガイドの資料を見せて頂きました。

森林セラピーガイドの資料を見せて頂きました。

鞄の中を拝借させて頂くと、お手製のガイド資料がぎっしり!

鞄の中を拝借させて頂くと、お手製のガイド資料がぎっしり!

森林セラピーは化学、医学的に専門の先生が多々の試験を行い、フィトンチッドという成分が発見されました。人間にとっては素晴らしい効果があるのでおすすめします。
森に入る前と森を出た後では皆さん顔つきが違う。表情が違うんですよ。これを見るのが楽しみなんです。

木曽を味わってもらいたいと大活躍するガイドさんのお話しが聞けました。

  

見どころ

赤沢自然休養林の開園は4月から11月。開園期間中には森林鉄道に乗車できるほか、夏には「トムソーヤクラブ村」が開催され、さまざまな体験メニューが用意されています。


 

アクセス

最寄駅・インターから

JR上松駅から

車、タクシー、バス 30分 ※赤沢行の専用バスが運行されています。バス停近くの観光案内所で往復チケットを販売しています

JR木曽福島駅から

車、タクシー、バス 45分  ※赤沢行の専用バスが運行されています。バス停近くの観光案内所で往復チケットを販売しています

中央自動車道中津川インター・伊那インターから

それぞれ約90分

住所

長野県木曽郡上松町小川入




すべての文化財を見る